Columnきかくやブログ
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企画と聞くとみなさんどのようなことを思い浮かべるでしょうか?
会社でいうと、経営企画部や事業企画部など部門名になっている場合もあるでしょう。そのほか、イベント企画やテレビ番組の企画など、企画書を作成する・企画を考えるなど、ざまざまなところで使われれる「企画」という言葉。ビジネスパーソンのなかでは部門をと問わず使われる言葉です。
どのような意味があるのか基本用語の解説と、きかくやさんが企画を進める上で大切にしている5つのポイントをご紹介します。
目次
企画とは?目標と達成するために必要な計画や方法
企画とは、目標を達成するために必要な計画や方法のことです。
イメージで言うと、目標に向かって進む地図や計画書みたいなものです。企画を立てるときは、まず目標や目的を明確にします。それから、どのように目標に近づくかを考えて計画を立てます。例えば、市場や競合の調査をして、自分たちの特徴や強みを見つけることもあります。また、チームで協力し合ってアイデアを出し合ったりもします。大切なポイントは、目標を明確にし、調べたり話し合ったりして計画を立てることです。企画を立てることで、目標に向かって効率的に進むことができます。
まずはじめは、企画内容の骨子を明確にすることから!
企業に勤めるビジネスパーソンであれば、一人で企画を進めることは少なく、複数の人が関わるプロジェクトで進める場合が多いでしょう。その場合大切になってくるのが「骨子」です。
骨子とは、主な内容や要点、骨組みのことです。ここをプロジェクトメンバーの中で意思の疎通を図っておく必要があります。骨子がズレてしまうと、企画意図がきちんと伝わらないという自体に陥ってしまいます。
たとえば、顧客へのプレゼンであれば「なにか内容に筋が通っていないな」と思われたり、社内答申であれば「本当にこの企画を通してエンドユーザーへ意図が伝わるのだろうか」など、プレゼンする相手に対して不安を与えかねません。
まずは関わるメンバーの意思の疎通、認識の齟齬がないか、確認しておきましょう。
それではここからは進める手順を解説していきます。
サクサクすすむ企画のポイント5つ
企画をつくろう!といっても何から始めて良いのやらという方も多いのではないでしょうか?
特に目的を見失い目の前の業務だけに集中してしまうことも多いので、ある程度俯瞰して見られるよう、具体的な5つのポイントに分けて企画の進行方法をみていきましょう。
1.明確な目的設定
具体的な目標を定めることで、企画の方向性が明確化され、関係者やチーム全体の理解を深めることができます。目的は具体的で測定可能なものであることが望ましいです。
また、目的設定には「なぜ」その目的を達成する必要があるのかも明確に説明しましょう。目的の背後にある理由や目的達成のメリットを明確に伝えることで、関係者のモチベーションや共感を高めることができます。
さらに、目的設定では期限や具体的な成果物も考慮しましょう。目標達成までの期間や、達成すべき成果物を具体的に設定することで、計画の進行具合を確認しやすくなります。
2.ターゲットの分析と理解
ターゲットの属性や特徴を明確に把握しましょう。これには、年齢層、性別、趣味・関心、ニーズなどの情報が含まれます。ターゲットの属性によって、彼らの関心や行動パターンが異なるため、それぞれに合わせたアプローチやメッセージを考える必要があります。
また、ターゲットのニーズや課題を理解することも重要です。これがユーザーベネフィットです。ターゲットの声に耳を傾けつこと、既存顧客であればアンケートなどを通してフィードバックを受け取ることも大切です。
さらに、競合他社や市場の動向も分析しましょう。競合他社のターゲットやアプローチを把握することで、差別化や競争力を高めるためのヒントを得ることができます。また、市場のトレンドや変化にも注意を払い、ターゲットのニーズがどのように変化しているのかを把握しましょう。
ターゲットの分析と理解は、効果的な企画を実現するために欠かせません。ターゲットの属性やニーズ、競合他社や市場の情報を綿密に分析し、彼らの視点に立ったアプローチやメッセージを展開しましょう。これにより、ターゲットとの共感や関係構築が図れ、企画の成功に繋がります。
3.創造的なアイデアの発想
多角的な視点で考えることが大切です。自分の領域や固定の枠にとらわれず、柔軟なクリエイティビティがあるとよりよいでしょう。他の業界や分野のアイデアを取り入れることで新しい視点や発想が生まれます。
また情報収集をおこない、インスピレーションを得ることも重要です。本や雑誌、ウェブサイト、インタビューなどさまざまな情報源からアイデアを得ることで、アイデアの幅や深さを広げることができます。
さらに、チームや他の人とのコラボレーションも有効です。異なるバックグラウンドや視点を持つ人々とアイデアを出し合うことで、より多様性のあるアイデアが生まれます。
マインドマップやブレインストーミングなどのアイデア発想法を活用することも効果的です。自由な発想を促し、アイデアを整理・組み立てる手法を取り入れることで、具体的なアクションプランへとつなげることができます。
創造的なアイデアの発想は、企画の魅力や斬新さを高めるために欠かせません。多角的な視点、情報収集、コラボレーション、発想法の活用を意識し、自由な発想と具体的なアクションへの落とし込みを行いましょう。これにより、魅力的で差別化した企画が実現します。
4.実行計画とスケジュールの立て方
目標やタスクを明確にしましょう。実現したい目標を具体的に設定し、それを達成するための具体的なタスクを洗い出します。
次に、タスクを優先順位付けしましょう。重要度や緊急度に基づいて、タスクを優先順位付けすることで、効率的に取り組むことができます。
タスクごとに期日を設定し、スケジュールを作成しましょう。タスクの所要時間や依存関係を考慮しながら、リアルなスケジュールを作成することで、目標達成に向けた具体的な進行計画を立てることができます。
さらに考慮すべき点として、スケジュールの柔軟性も意識しましょう。予期せぬ変更や遅延が起こることもありますので、余裕を持ったスケジュールを設定し、必要な場合には調整を行いましょう。
実行計画とスケジュールの立て方は、企画を着実に実行に移すために不可欠です。明確な目標設定、優先順位付け、期日設定と柔軟性を持ったスケジュール作成を行い、目標達成に向けた具体的な行動計画を立てましょう。これにより、効果的なプロジェクトの進行と成果の達成が可能となります。
5.評価と改善のサイクル(PDCA)
PDCAサイクルは、企画の評価と改善を繰り返すプロセスです。計画を立てて実行し、結果を評価して改善策を考えることで、持続的な成長を促進します。PDCAサイクルを通じて、問題点を洗い出し、効果的な改善を行うことができます。定期的な評価と改善活動を通じて、企画の品質と効果を向上させましょう。
PDCAについての詳細はこちらの記事をお読みください。
コンテンツマーケティングで重要なPDCAとは?成果を出すための考え方|きかくやさんコラム
ここまで、用語解説や基本的な手順を解説してきました。ここから少し箸休め的に、きかくやさんがプラニングする上で意識していることをご紹介します。
みなさまのビジネスに少しでもお役立ていただければ幸いです。
企画を立案する上で大切な3つのポイント
顧客視点の表現「ユーザーベネフィットに変換する」
結論「エンドユーザーの視点に立ち、具現化すること」が重要だと考えています。
時代は顧客志向の時代です。商品やサービスの中心は常に顧客です。企業が売りたいという思いだけでは、ユーザーには伝わりません。
例えば同じ販売するという意味の言葉でも、企業側からすると「売る(または販売)」ですが、消費者側からすると「買う(または購入)する」となります。webサイトでの検索を考えると「〇〇 売る」では、検索にかかりません。
このようにユーザーベネフィットに変換することは、基本であり最も重要です。
「企画」自体を楽しむ
企画とは、計画を立てること。またその計画。もくろみ。くわだて。(広辞苑より引用)
みなさんが日常生活の中で「今度の休日何をしよう」とか「どこの旅行に行こう」などと考えることも「企画」のひとつです。
一つのプランニングをする上で、そのコトやモノが、消費者に届いた時「楽しく」「ワクワク」するかどうかを意識しています。
作り手側がワクワクして楽しむことで、消費者側へもその思いが伝わると思っています。
日常的に情報収集するクセをつけておく
顧客からや上司からの指示でで「この〇〇を拡販するための企画を持ってきてください」と言われたとします。この時点で新たに情報収集することも多いですが、常に日常を生活ではアンテナを張り過ごしていることが多いです。
例えば、「今はこの企画を進めているから、食品スーパーに行ったら関連商品を見ておこう」とか「このエリアはのはどんな人が多いのかな?」など常に現状抱えている企画に落とし込めるように自然に行動しています(笑)
日常生活の行動にはヒントがたくさん隠れていると思います。専門知識などは図書館などの書籍から情報収集することも多いです。
日常生活の中には常にヒントがたくさん隠れています。仕事上の課題やプライベートでの悩みなどみなさんが抱えていることと思います。
そしてwebで検索してみたりするもの溢れている情報に疲れてしまう。筆者はよくあります(笑)そのヒントを受け取るためには、自分のアンテナを常に元気な状態だったり心地よい状態にしておくことが必要です。元気に心地良いってピンと来ないかもしれませんが、要は機嫌の良い状態にしておくということでしょうか。
まとめ
企画するベーシックな手順をご紹介してきました。社内でも「いま話し合っているプランって目的なんだった?」「ここの集客数いくつ?」と会議中にも目的を確認することが多々あります。そのような場面でな本コラムのように基本にかえり確認できるとより、本質を捉えた企画ができることと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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