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「Googleフォーム 編集」「Googleフォーム 集計」「スプレットシート 集計」などで検索してこの記事にたどりついたビジネスパーソンの方。
この記事は、Googleフォーム作成・集計が「できない…」と感じたら読む記事です。
目次
はじめに
あなたの会社、こんなことで困っていませんか?
- アンケートを取りたいけど、Googleフォームの作り方がわからない
- 回答は集まったけど、どこにデータがあるのか探せない
- 毎回手作業で集計・グラフ化して、時間ばかり取られる
- 「GASで自動化できますよ」と言われても、それって何?というレベル
- 担当者がいないと提出できない、属人化した業務
この記事では、業務の効率化を目指す中小企業の経営者・個人事業主・フリーランスの方に向けて、「何から始めればいいのか」「どう仕組み化すればいいのか」といった課題を整理し、すぐに取り組めるアクションをご紹介します。
ITの知識がなくても、Googleフォームは使える…はずだった?
Googleフォームやスプレッドシートは「無料で使える便利ツール」として紹介されることが多いですが、実際の現場ではこんなギャップが起きています。
- フォームの作成ができても、回答項目の設定ミスで集計ができない
- スプレッドシートと連携したけど、どの行が最新かわからず混乱
- 月次レポートのたびに手作業でグラフ作成→修正の繰り返し
こうした悩みは、「ITツールは誰でも使える」という前提が、現場の実情に合っていないことに起因しています。
業務自動化したいけど、なぜか前に進まない理由
業務のムダを減らしたい、とお考えの中小企業の経営者のみなさん。
もっとラクに、スマートに働きたい、とお考えのフリーランスや個人事業主のみなさん。
そう思って、ツールを探したり、無料のテンプレートを試してみたりしたことはありませんか?
でも現実は、忙しさに追われて後回しになっている、相談できる人がいない、外注しようにも予算がない、そもそも何から依頼していいのかわからない、といった状況にあるのではないでしょうか。
そんな「前に進めない理由」は、あなた一人の問題ではなく、多くの小規模事業者や個人事業主が抱える“あるあるなんです。
ここでは、よくある4つのつまずきポイントをご紹介します。どれか一つでも当てはまったら、すでに「DXの入り口」に立っているのかもしれません。
ルーティン作業の繰り返し
気づけば、毎月同じ作業を繰り返している、「申込フォーム」、「アンケート」、「月次報告」いつも同じフォーマット、同じ集計方法、同じような作業。
月を変えるだけなのに、送信先を少し変更するだけなのに。「ちょっと面倒なこと」に毎回時間を取られていませんか?
回答のコピペ、手動でのリスト作成、送信漏れや返信の見逃し「またこの作業か」と感じるルーティン作業。
毎月の作業だけど、自分でやれば良いという「ちょっとずつ負担になっているケース」、意外と多いんです。
自動化したいけど、やり方がわからない
「Googleフォームの自動返信」「スプレッドシートの関数」検索すればやり方は出てくる。でも、調べてるうちに2〜3時間経って、結局できなかったことありませんか?
- 記事どおりに進まない
- 設定画面が違う
- 専門用語が難しい
やる気はあるのに、技術的な壁で止まってしまうのもよくあるパターンです。
ITリソース不足「社内に詳しい人がいない・でも作業はある」
大企業のように「情報システム部」があるわけでもない。でも、毎月・毎週発生する業務はちゃんとある。
- ITが得意なスタッフがいない
- 外部に頼むには費用が気になる、何から頼んでいいかわからない
- 「人を雇うほどではないが、なんとかしたい」
「詳しい人さえいれば…」という課題に、ずっと向き合っている方も多いのではないでしょうか。
外注を考えてみたがコストが合わない
「じゃあ、プロに頼んだら?」そう思って調べてみると
- コンサル費用が高い
- スピード感が合わない
- 長期契約前提で気軽に相談できない
「フォーム1つ作りたいだけなんだけど…」
そんな小さな困りごとが、誰にも頼めずに放置されてしまう現実があります。
小さな「DX」でできる!3つの課題の解決アプローチ
ルーティン作業は「テンプレート化」+「自動集計」で解決
毎月の報告書、定例アンケート、イベントの出欠確認…。
「またこの作業か…」と、毎回ゼロからファイルを作ったり、コピペを繰り返したりしていませんか? その面倒なルーティン作業、実は簡単な「仕組み化」で一気に効率化できるんです。
ポイントは、「テンプレート化(型を作ること)」+「自動集計」です。
たとえば、多くの方が利用している「Googleフォーム」と「スプレッドシート」を連携させてみましょう。 一度フォームという「型」を作ってしまえば、毎月の報告やアンケートも、コピーして日付を変えるだけで使い回せます。
さらに一番のポイントは、回答内容がスプレッドシートに自動で反映・集計される点です。 もう、バラバラに届くメールやファイルを開いて、手作業で転記・集計し直す必要はありません。
この「仕組み」を一つ作るだけで、作業時間は大幅に短縮され、面倒な作業から解放されますよ。
Googleアンケートフォームの使用方法
まずは、Googleフォームはどこから使用するのか、以下に解説します。
Googleフォームは、Googleアカウント(Gmailなどをお持ちなら、それがアカウントです)さえあれば、誰でもすぐに無料で使い始められます。
- まず、ご自身のGoogleアカウントにログインしてください。
- ブラウザ(Chromeなど)でGoogleの画面を開き、右上の9つの点が集まったアイコン(「Google アプリ」)をクリックします。
- (ここに、「フォーム」のアイコンがハイライトされたスクリーンショット)
- アプリ一覧の中から、紫色の「フォーム」アイコンを探して選択します。
- あとは「新しいフォームを作成」を選ぶだけ。すぐにフォーム作りをスタートできますよ。
もしGoogleアカウントをまだお持ちでなければ、先に無料のアカウント作成から進めましょう。
*Googleフォームの使い方の基本をお読みになりたい方はこちらの記事へどうぞ(現在作成中)
検索で解決できない壁は「仕組みごと作る」で乗り越える
手順を調べる時間より、「仕組みを一度整える」方が早いケースもあります。
関数やGAS(Google Apps Script)を使った自動化の設定は、一度構築すれば以後は触らずに動く「裏方の自動化」が可能になります。
苦手な部分は外部のサポートを一部取り入れて、わからないことを探す時間を削減しましょう。
業務自動化に向けた具体的な例
関数で対応できること(ノーコード)
- QUERY関数で、回答結果を条件抽出(例:営業担当別の集計)
- ARRAYFORMULA+IFで、自動でフラグ付け(例:未回答・リマインド対象の抽出)
- IMPORTRANGEで、別のスプレッドシートから情報を自動取得
- UNIQUEで、重複なしリスト(例:出席者一覧)を生成
これらは「繰り返し作業の定型化」や「単純な集計処理」に向いています。
GASが必要になるケース(コードによる拡張)
- 回答があったら、自動で通知メールを送る
- 回答内容に応じて、異なるシートに振り分ける
- ボタンひとつで、フォームのコピーを自動生成
- 決まった時間に、Slackやメールで自動リマインドを送る
人の手で毎回判断・送信していたような業務も、GASなら「完全自動化」が可能です。
高額なコンサルに頼まなくても「小さな外注」で解決
「DX=大規模導入」という思い込みを手放すことから始めましょう。
フォーム1つの設計、集計の自動化、通知メール設定など、 小さな単位で専門家に依頼できる仕組みを活用すれば、スピード感もコストも現実的に抑えられます。
手が届くDXから始めることで、無理なく継続できる仕組みが作れます。
「できること」はわかったけど、結局どう始めたらいい?
ポイントは、「テンプレート化+明文化+小さなステップで始める」こと。
- 今、手動でやっている業務のうち「毎月・毎週やっていること」に注目
具体的には、その業務は何かまず「一覧表」にしてみましょう。 - その業務の流れを紙に書き出して、どこが自動化できそうか考える
難しく考える必要はなく、どのような手順で業務しているのか、箇条書きにしてみましょう。 - まずは関数で対応できる部分を試す
- それでも難しい部分だけ、GASや外注で補う
外注に出す前提でなくても、1,2の作業をするだけで、今現在必要な業務なのかどうなのかが可視化されるメリットがありますので、ぜひ取り組んでみましょう。
小さな「DX」、まずは状況整理からはじめませんか?
Googleフォームやスプレッドシートを使って業務を効率化したい。
でも「何をどう作ればいいかわからない」「そもそも何をお願いすればいいの?」と悩んでいる方は、意外と多いものです。
きかくやさんでは、「状況整理から」サポートさせていただきます。
Step 1:まずは無料ヒアリング(30〜45分)
最初のステップは、あなたの業務内容やお悩み、希望を伺うヒアリングです。
- どんな作業を効率化したいのか
- 今どんなツールを使っているか
- どこでつまずいているか
(もしくは、便利なことはわかっているが何もできていない状態など)
といったお話を伺いながら、あなたにとって本当に必要な仕組みを一緒に整理していきます。
*このヒアリング自体は無料です。
Step 2:課題整理レポートをドキュメントで納品(¥5,000)
ヒアリング内容をもとに、以下のような要件整理ドキュメントを作成し、ご提供します。
- 現状の状況整理を明文化(ご希望に合わせてスプレットシート化でも)
- 必要な入力・出力の流れ(フォーム〜集計)
- 社内での検討資料として活用したり
- 他の外注先にそのまま依頼したり
今すぐは作らないけど、将来的な判断材料として保管することも可能です。
Step 3:その後の選択肢は2つ
このドキュメントをもとに、次のステップをご希望に応じて選んでいただけます。
▶ フルサポートを依頼(お見積りベース)
- フォームやスプレッドシートの作成代行
- 自動返信・リスト出力などの設定
- GASなどを活用した月次レポートの自動化
など、ご希望に応じてお見積りいたします。
▶ 自分でやりたい方向け:レクチャーサポート(¥5,000/時間〜)
- 自作にチャレンジしたい方向けに、Zoomや画面共有を活用したマンツーマンレクチャーもご提供しています。
「ちょっと困っている」を、仕組みでラクに変える
ITツールが苦手でも大丈夫。きかくやさんでは、小さな業務改善を、日常の延長線で実現するお手伝いをしています。
* 公式Webサイトからのお申し込み特典として
ご希望があれば、「サービス導線用の文言」(例:SNSやフォーム導線に使えるリードコピー&説明コピー)も一緒に納品いたします。

「きかくやさん」では、マーケティングやプロモーションに関する情報はもちろん、日々の生活にちょっと役立つヒントもお届けしています。
読んでくださる皆さまのビジネスや学びに、少しでもプラスとなれば嬉しいです。
また、私たちと一緒にお仕事をしていただける仲間も募集しています。
- フルリモート勤務に興味のある方
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